NanakoDays

おひとりさまの未来は受け入れた― 手に入れたいのは、3000万円・マンション・わんことの日々

「は?先取貯金なにそれ?」アラサーまで、あればあるだけお金を使っていた話

私のパスポート

私の預貯金額は30歳まで、二ケタ万円であった(ときに、0とか、マイナスのターンもあった)。
30歳を超えて、なにか具体的な出来事があったわけではないが、ふと「30ってまぁ大人なのに、お金が全然ないのやばいんじゃ?」と思い始め、給料からちょこちょこ貯金をするようにして、今日の280万円まで至っている。

理由は(言い訳は)いくつかある
〇一応大学を出た後には、金融機関に就職したものの、夢を追うために(笑)辞めて、編集者学校に行ったり、まったくお金を貯める機会がなかった

〇大学時代から付き合ってた彼は東京に家もあるようだし、そこに乗っかればいいんじゃんって思っていた(残念ながら、いざ結婚となったらまだ人生をまとめたくなくて逃げ出したのは私だ ←この話はまた)

〇住宅手当もなにも恩恵のない仕事……家賃だけでがっぽり持ってかれる


でも、でも、根本は私のメンタリティだ。

お金はあればあるだけ使ってしまう。
むしろマイナスになってでも使ってしまう。

具体的な行動はこうだ
〇あ、今日は頑張りすぎちゃった→即外食
〇また同じコーデで(主に男性と)会うなんて許されないでしょ→服購入
エビちゃん系にあこがれていたから、金もかかるのだ
〇感動ってやっぱナマででしか得られないじゃん?経験、経験→気づくと海外に
※20代はヨーロッパに魅せられて、なんかもうまとまったお金が手に入ると、気づくともう外国にいたレベル
〇謎の意識高いツイッターアカウントに影響されて、英会話教室に50万円ドーン→実はこれはつい最近やちまった、ここで50万円使わなかったら貯金額は330万円だったのに。。。

とにかく我慢を知らない。そして、簡単に流されやすい。

でも、お金は限られた中でやりくりしないと絶対に、永遠に貯めることはできない。
そして、本当に【自分に必要か】を思考しまくらないといけない。
お金を使うというのは、本当はそれくらい重いことなのだ――てことを、温室育ちの私は20代では悟れなかったのだ。

稼ぎによるけれど、ヨーロッパ海外旅行はなんやかや1回行けば50万円はかかる。
※HISの学生旅で当時13万円!とか煽ってたけど、それでも気づけば30万円はかかると思う。
これでは、そこそこの会社員だったとしても、毎年行っていたのでは、ボーナスを貯めることもできないだろう。

20代ゼロ、というかマイナスだった私は大きなビハインドを一生背負うのだと思う。
自分のやらかしたことは、自分自身が摘み取るしかないのだろう、ということを36歳の今ひしひしと感じる。

最近、この脳科学本を読み、当時の私は脊髄反射でエアーのチケットを取り、エビちゃん服を買い、前頭葉がぶっ壊れてたのだと思う。自分で考えることを放棄していた、とでも言おうか。
(買い物による高揚感って、判断を誤らせる、というか思考すらしてなかった)
この本にある、【何を買うかはどう生きるかの表れ】は重い。。

 

そのお金のムダづかい、やめられます

そのお金のムダづかい、やめられます

 

 


今日書いたことは、まともな人は通ってない道だと思うけれど、私が預金280万円しかない理由だ。そして、多くの資産なしの人が陥っている悪循環なのではないだろうか。

まとめ
〇1にも2にも、先取貯金
〇ガマンを覚える(脊髄反射で買わない)

※写真はわたしのパスポート